「米vs.イラン」NY在住者の偽らざる受け止め方 全米最大の都市は一連の事態にどう反応したか
「こんな馬鹿げたことは、彼しかできないね」
マンハッタンのカフェで働く男性は、「あぁ、その件ね。僕は詳しいとは言えないよ。わかっているのは、アメリカがイランの英雄を殺害して、その報復として、アメリカ基地が襲われているということだけ。気が滅入るから、情報を避けている」とのこと。「アンチ・トランプですよね?」の質問には、「もちろん。こんな馬鹿げたことは、彼しかできないね。アメリカの軍事力は信じているけれど、この先どうなるのか、心配」と言う。横で聞いていた男性は、「権力の濫用。僕たちは、トランプの決定で、随分と迷惑を被っている」と嫌悪感を示した。
事務の仕事をしているという女性は、「ニュースは見ていないけれど、SNSで司令官のお葬式の映像を見たわ。悲しんでいる群衆は、イラン政府によって強制的に集められている、というコメントもあったけれど。情報が錯綜していて、どれが正しいかわからない。でも、そんなに心配していないわ」。
大学でイタリア語を教える女性は、「正直、情報が足りていないので、アメリカの行動が良いか悪いか、判断できない。少なくとも、アメリカのやっていることは、欧州からは理解されていないと思う」と言う。
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