いつ大暴落があっても怖くない投資の仕方 いよいよマーケットは上昇の最終局面へ?

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好業績、高配当利回り株なので売らなくてもよかったが、自己株買いの終了が迫ってきているので、自己株買いが発表となったときに書いた8月15日にアップした記事「下落相場でもしっかり儲かる銘柄の選び方」に、自己株買い終了前に1500円以上だったら1度売ると書いたので、そのとおり実行した。今日の終値は、28円高の1509円。日経平均は、178円安の2万3141円。

【11月15日金曜日】日経225先物は、変わらずの2万3120円、NYダウは、1ドル安の2万7781ドル。優待目的保有のKADOKAWA(9468)は、昨日の好決算と増配(3月期末20円から30円)を発表し92円高(6.13%)の1591円。ジャックスは、111円高(4.26%)の2716円と大幅高で年初来高値更新。

10月18日引け後に、東海東京調査センターが格上げと目標株価を2700円(従来2400円)と発表したのだが、あっさりと2700円を超えてきた。個人的な次の株価目標としては、配当利回りが3%(年間配当90円)となる3000円かな。日経平均は、161円高の2万3303円と3日ぶり反発。

NYダウは10年8カ月で2万1500ドルも上昇

【11月16日土曜日】日経225先物は、20円高の2万3360円、NYダウは、222ドル高の2万8004ドル。1ドル=108.78円、1ユーロ=120.21円、1ポンド=140.36円。為替水準は、2週間前と比べてほとんど動いていないが、NYダウは、ついに2万8000ドル台と史上最高値を更新してきた。青天井といったところだろうか。

この上昇相場の起点となっているのは、リーマンショック(2008年9月15日)後の2009年3月6日につけた安値6469ドル。10年8カ月でなんと2万1500ドルも上昇してきているのだ。これからは、大相場での最後の上昇局面となってしまう可能性がある。

例えば、平成元(1989)年の12月の大納会3万8915円への大天井をつけにいくイメージだ。この局面での投資戦略は、いつ大暴落にあっても生き残れるように、余裕資金でレバレッジはかけずに身の丈にあった投資をしていきたい。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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