住友生命「健康なほど保険料が安い」保険の成否

発売開始から1年、血圧が低下した加入者も

バイタリティ発売1周年を記念したイベントで、パフォーマンスを繰り広げる浅田姉妹ら(撮影:尾形文繁)

「この生命保険に加入すれば、入院のリスクが減ります」

将来、生命保険各社による、こんなPR合戦が起きる時代が来るかもしれない。

住友生命は昨年7月に発売した日本初の本格的な健康増進型保険「Vitality(バイタリティ)」の加入者に、血圧の数値が下がったりするなどの効果が出ていると発表した。

これからは健康になるために保険に入る

健康増進型保険とは、契約者の健康状態や健康につながる活動などによって保険料が変動する生命保険商品のことで、年齢や性別が同じであれば、原則的に保険料が同じである従来型の保険商品と大きく異なる。

病気やケガ、万が一の死亡などのリスクに対する保障を得るために加入するのが生命保険だったが、これからは「健康になるために保険に入る」ことが増えるかもしれない。

住友生命はバイタリティの発売からちょうど1年が経過した今年7月、加入から1カ月以上経過した契約者約15万人にメールでのアンケートを実施。約1万6000人から回答を得た。

結果は、約9割の人が「加入前よりも健康を意識するようになった」と回答。また、バイタリティに加入して「生活の質が高まったように感じる」と答えた人は約8割にのぼったという。

「想像以上の結果が得られた。前向きな感想がとても多く、あらためてバイタリティを日本で展開してよかったと思っている」と住友生命の雨宮大輔・Vitality推進室長は語る。

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