第4回 活性酸素を減らす食事で集中力アップ

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野菜・果物はこう摂ろう

まず、果物は1日200gほど食べるのがいいと言われていますが、デザートではなく食前の空腹時にいただくようにしましょう。目安としては
・桃・リンゴ・梨・マンゴー 1個分
・バナナ、みかん 2個分
・イチゴ 10粒
  似たような大きさのものはだいたい重さが一緒なので参考にしてみてください。

野菜の摂取例としては定食などについてくる小鉢がだいたい1皿70g分の野菜が入っていると言われています。ほうれん草や小松菜のお浸し、野菜の煮物などを5皿分と覚えておけば目安になるでしょう。サラダは分量としては軽いので大盛りのものを選ぶようにして、たっぷりの野菜を摂取してください。
   一度に小鉢5皿分いただくのは大変ですが、朝に1品、昼と夜で2品ずつ、と考えれば、さほど大変ではないでしょう。細かな栄養素を考えると、面倒になってしまうので、1日のトータルで大丈夫なので、野菜や果物の他にも、お肉や魚、卵も含め、5色のものを揃えて食べるようにするとバランスが取れると言われています。

鏡を見て、顔に小じわやシミが増えてきた、メタボが気になり始めた、という方は、体内に活性酸素が発生しているサイン。食事面を見直して、健康維持と集中力を保ちましょう。

丸田 みわ子 シニア野菜ソムリエ

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まるた みわこ / Maruta Miwako

美養食研究家/シニア野菜ソムリエ(野菜ソムリエの最高峰)
自身の体調不良により、健康でスリムで美肌になる 野菜や果物の効果をもっと追究したいと、野菜ソムリエの最高峰であるシニア野菜ソムリエを取得する。
「真の“美”体質」をテーマに、 カラダの中から"美"を養う料理を発信。
「美養食研究家」として、料理教室やセミナー、レシピ開発、 商品プロデュースなどを手掛けている。これまでに考えたレシピは400点、スムージーレシピ100点以上。

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