HISは売上高の9割弱を占める旅行事業のほか、経営再建を果たした長崎のテーマパーク・ハウステンボスが収益を稼ぎ出していた。ところが、旅行事業はネット専業の旅行業者の攻勢を受ける状況で、ハウステンボスも熊本地震以降、集客に苦戦して利益が伸び悩んでいる。
そこで進めるのが宿泊特化型の「変なホテル」に代表されるホテル事業の拡大だ。インバウンド観光客の増加を受けて、ホテル業界は市場の拡大を謳歌している。HISも従来から自社開発やM&Aで2023年までにホテルを100軒(稼働中33軒、建設中・交渉中34軒)に増やす方針を掲げていた。
そこで狙いを付けたのがユニゾだった。HISによれば、ホテル事業の強化に乗り出した2014年以降、M&Aや提携先を模索し、2018年月中旬にユニゾHDに照準を定めた。
この記事は有料会員限定です
残り 791文字
