大きく順位を上げたのは56位→17位のJT(552.5点)、99位→28位のヤフー(547.7点)、76位→35位のNTTデータ(546.3点)などだった。
101~200位では、東芝(510.7点)が330位から137位に急上昇。2015年度の不正会計問題の再発防止策のひとつとしてガバナンス強化に注力。以前は少なかった内部通報も社外取締役で構成される監査委員会に直接通報できるよう変更し2016年度には399件に増加。2017年度も280件と高水準が続いている。
ほかに159位長谷工コーポレーション(503.6点)も昨年259位から上昇した。
200位台では、367位から201位に上がった大正製薬ホールディングス(490.9点)、431位から258位に上がったナブテスコ(477.9点)の2社が目立った。
301位以下は総合ポイントのみを紹介する。321位イトーキ(461.2点)が昨年498位から大きく上昇。344位はアース製薬(454.8点)が454位から上昇。いずれも300位以内が見えてきた。
評価項目での各部門トップについても紹介
評価項目の各部門トップは、人材活用が花王(総合3位)、ANAホールディングス(同43位)、SOMPOホールディングスの3社。
ANA HDは2020年までに海外事業所における現地雇用社員の管理職比率を部課長クラス20%、マネジャークラス60%を目指すなどダイバーシティの取り組みが進んでいる。SOMPOは女性管理職比率16.9%と高い女性比率。子育て支援も幅広い制度を整える。さらに男性の育児休業取得100%を目標に取り組んでいる。
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