今年は歯ブラシも赤ちゃんもネットに繋がる!

CESで浮かび上がったテクノロジーの最新トレンド

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シスコは「インターネット・オブ・エブリシング」を掲げた(AP/アフロ)

IoTを発展させ、「インターネット・オブ・エブリシング」を提唱しているのがシスコだ。「人、プロセス、データ、モノがネットに繋がると大きな経済価値が創出され、生活、都市、国が変わる」と、ジョン・チェンバース同CEO兼会長。 街の照明にセンサーを付けることで電気使用量を7割削減。さらに、ゴミ箱にセンサーをつけることで、どの程度のゴミが入っているかがリアルタイムでわかるため、ゴミ回収車の効率的な道のりを分析。ガソリン代を減らせるという。

こうした取り組みを行ったスペインのバルセロナ市は、シスコとの提携により、「スマートシティ」を実現したという。次のCES2015では、こうして集められたビッグデータの活用法が、 さらに深く討議されるかもしれない。

展示は無いものの、ネット企業も活躍

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ヤフーは新しいメディアサービスを発表した(UPI/アフロ)

家電とは直接の関係のないネット大手のヤフーにも注目が集まった。同社のマリッサ・メイヤーCEOがキーノートスピーチの1つに招待されていたからだ。

ヤフーはメディアカンパニーとしての色を濃くしている。ヤフーに転職した元CBSニュースアンカー、ケイティ・コリック氏や元タイム誌のコラムニスト、デイビット・ポーグ氏がメイヤーCEOとともに壇上に上がり、モバイル上で読める「ヤフー・テックニュース」と「ヤフー・フード」というオンラインマガジンを開始すると発表した。昨年は、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが個人でワシントンポストを買収し話題になったが、メディア激変は今年も続きそうだ。

CESのおもしろさは、公式に展示や公表されている技術会議だけでなく、さまざまな派生したイベントが周辺で行われていること。CESにはアップルは参加していないが、多くのアップル社員は参加している。アップルの一団が、展示中の会社の社員たちと盛んに名刺交換する姿を目撃した。ブースは設けているものの展示物がないグーグル社員も、活発に参加者と交流していた。また昨年11月に上場したツィッターも、ラスベガスでパーティーを開催している。

昨年、長年にわたってCESの中心的企業だったマイクロソフトが完全撤退。マイクロソフトの定席だった前夜祭のキーノートスピーチからも、スティーブ・バルマーCEOの姿がなくなった。

冒頭に触れたように、2013年のパソコンの出荷台数は前年比10%も減少している。いうまでも無く、マイクロソフトはパソコンの盟主。パソコンの時代の終焉とともに去るべき企業が去った、と言うこともできる。古いものが去ったことが奏功し、cesは新しい活気を生みつつあるのかもしれない。

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