グーグルが建設する海に浮かぶビルの正体

海上に浮かぶビルの目的は?

オークランドとサンフランシスコを結ぶベイブリッジの間にある人工島トレジャーアイランドに今、不思議な艀が接岸している。グーグルが巨大な4階建てのビルを建築しているのだ。

突如出現したこのビルに関し、米メディアが10月から報道合戦を繰り広げている。はたしてこの高さ15メートル、長さ76メートルの水上建築物は、グーグルが特許を持つ水に浮かぶデータセンターなのか、あるいはグーグルグラスを売るための巨大店舗になるのか。それとも、話題作りのためパーティ会場なのだろうか。

騒ぎを受けて、グーグルの広報部は11月6日、トレジャーアイランドでの建設プロジェクトに関し、「人々が双方向で新しい技術を学べる場所にする」とニュースリリースを発表した。

しかし、グーグルは使用目的を具体的には述べていない。グーグルはカリフォルニア州サンフランシスコ湾保全開発委員会に何度も足を運んで認可要請をしているというが、詳細は明らかにしていない。まだ建築の初期段階であり使用目的は変更の可能性がある、とニュースリリースは結んでいる。

グーグルは同時に、東海岸のメーン州ポートランドでも同様のビルを作っていると発表した。メーン州に浮かぶ同じ4階建ての艀はもともと、コネティカット州ニューロンドンで建設されていたが、7月にメーン州に船で移動されたという。

次ページ建築業に進出?
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 就職四季報プラスワン
  • 山本シンヤが迫るクルマ開発者の本音
  • 中学受験のリアル
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
衰退か再興か<br>アトキンソンと考える<br>日本の生存戦略

急激な人口減少と高齢化の先に待ち受ける地盤沈下を避け「日本再興」を進めるには、従来の常識にとらわれず新しい発想で問題に取り組むことが必要だ。最低賃金の引き上げを含む3つの生産性向上策を軸に、日本が生き残る道を探った。