学生が軽蔑した面接担当者の「ひんしゅく発言」

セクハラや就職差別につながる質問が横行

過去記事で何度も触れているが、厚生労働省は「公正な採用選考の基本」を定め、就職差別になりかねない14事項を禁じている。本籍や出生地、家族、住宅状況や生活環境に関する項目があり、宗教、支持政党、人生観・生活信条、尊敬する人物、思想なども入っている。尊敬する人物や愛読書などはエントリーシートの設問でもよく出る項目だが、アウトだ。

家族に関する質問もいまだに多く行われている。しかし、親の職業や続柄、病歴、地位、学歴、収入、資産などの質問は禁じられている。

「兄弟や家族についての質問(君はお姉ちゃんでしょ? 弟いるよね?)。実際に一緒に面接を受けていた子が親について聞かれ、言いづらそうに離婚していることを話していた」(文系・上位私立大) → 離婚まで聞き出すのは、プライバシーの侵害と言われてもおかしくない

「家族構成を尋ねること、信仰している宗教の話題」(文系・上位国公立大) → 宗教に触れることは御法度

「家族構成や両親の仕事に関する質問」(文系・その他私立大) → 親の仕事(職業)に関する質問は禁じられている

学生をいらつかせる質問

質問には知性が表れる。鋭い質問に対して学生は緊張するし、つまらない話には退屈する。そして、学生から赤点評価されてしまう。

「どうでもいいプライベートの話をしないでほしい。愛想笑いするのも面倒くさいし、まったく面白くない」(文系・早慶大クラス)

「何かにつけて『それ本心?』と聞かれる面接がありました。嘘をついてまで通りたいとも思っていないし、少なくとも面接のためにきちんと考えてきたことを嘘よばわりされてしまうのは少し嫌だと思いました」(文系・中堅私立大)

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