あけましておめでとうございます。新年にいきなり、青木大和との対談を2回に分けてお送りしました。若者から見た現在の政治から始まり、新党「0党」の構想について初めて発表させていただきました。読んでくださった読者のみなさま、対談の場をご用意してくださった東洋経済関係者のみなさまに御礼申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
世間のイメージを覆し、女子高校生が立ち上がった!
さて、今週のテーマは、東洋経済からはもっとも遠い存在かもしれない「女子高校生」についてです。もしかしたら、読者のみなさまの中には女子高校生の娘がいる方もいらっしゃるかもしれませんが……。
テレビで女子高校生を取り上げるときのイメージといえば、渋谷の交差点前で携帯電話に見入っている映像が多用されますよね。ナウでヤングで、世間の問題にはさほど興味がなく、自分たちの世界で青春を謳歌しているという印象がどうしてもあるのではないでしょうか。
そんなステレオタイプの女子高校生たちがついに立ち上がり、2013年12月26日(奇しくもクリスマスの翌日!)に衆議院第一議員会館で、女子高校生の女子高校生による女子高校生のためのイベント「女子高校生未来会議」(主催:一般社団法人リビジョン)が開催されました。集まった女子高校生は100人。
これは「女性が自分の望むキャリアを歩める社会を実現したい」と女子高校生たちが行ったものです。これまでも、高校生が社会問題について“熟議”することを目的に、系列のイベントが何度か行われてきましたが、今回は史上初の女子高校生限定イベント。国会議員も「過去にここまで大勢の女子高校生が議員会館に集まったことはないのでは……」と舌を巻いていました。朝から夕方まで、会館内の多目的ホールに女子高校生が缶詰めになってひたすら議論をしているのは、なかなか見応えのある光景でした。
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