「売れないマンション」にありがちな7つのNG 立地はもちろん自転車置場や駐車場にも注目
⑤ 機械式駐車場がある
機械式駐車場は、メンテナンスなどの維持費がかかり、「金食い虫」といわれています。近年は若者の車離れや高齢者の免許返納により車を手放す人が増え、全国の管理組合で駐車場の空き問題が生じています。あなたのマンションで駐車場使用料を管理組合の収入源としている場合、管理費・修繕積立金会計の収支にまで影響を及ぼし、値上げを検討しなければならないなど、深刻な問題にまで発展する可能性があります。
機械式駐車場があり、かつ空き駐車場が多く「駐車場会計」もない場合、管理組合運営が破綻する恐れがあります。
⑥ ペット飼育禁止
大手デベロッパーがペット飼育可の新築マンションを販売するようになってから、マンションでも一戸建てと同じようにペットを飼える物件が増えています。例えば「中型犬2匹まで」など、種類、頭数、大きさなどそれぞれのマンションのルールに応じてペット飼育が認められています。なかにはペット専用のエレベーターやドッグランが併設されているマンションも。
資産価値が低く見積もられてしまう可能性も
今やペットは家族同然ともいえ、ペット飼育ができるかできないかは、資産価値にも大きく影響します。
また、隠れてペット飼育をする住民が出てくるなど、トラブルの原因にもつながりかねません。ペット飼育禁止のマンションは、世の中のライフスタイルの変化に対応できておらず、資産価値を下げています。
⑦部屋の床がじゅうたんや畳でフローリング変更不可
じゅうたんや畳だと、しみやカビ、重たい家具などを置いた跡が目立ちます。またシックハウス症候群やダニアレルギー対策の観点から、いま多くのマンションでは、じゅうたんや畳ではなくフローリングが多く採用されています。
畳の場合は、裏返しや表替えといったメンテナンスも必要ですが、フローリングは掃除がしやすく摩擦に強いため、長持ちしてメンテナンスの手間があまりかかりません。
床がじゅうたんや畳の場合、管理組合や管理規約で確認してみて、フローリングに変更不可の場合、相対的に資産価値は低くなります。
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