1万円札を発行すべきでないこれだけの理由 人選は素晴らしいが政府は残念な決定をした

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今週末は、春の3歳馬クラシック第2弾の皐月賞が行われる。テレビ中継のアナウンサーは「平成最後の皐月賞」と言うのだろうか。皐月賞とダービーで元号が分かれることを思うと、改めて「元号」というものは不便だと思わざるを得ない。

皐月賞の本命は人気でもサートゥルナーリア

本命は、人気になるだろうがサートゥルナーリア(6枠12番、馬名は公現祭での行事の基礎ともなった古代ローマの祭り、母の名前からの連想)だ。過去3戦がいずれも楽勝であり、競馬が上手で安定感がある。

サートゥルナーリア陣営が、ミルコ・デムーロ騎手からクリストフ・ルメール騎手に騎手を交代させたのは、日本ダービー(5月26日、東京競馬場)を見据えたものだろう。

がむしゃらに勝ちにいくデムーロではなく、次戦への余裕も冷静に計算できる点でルメールのほうが安心だ。この点、皐月賞で目いっぱいに勝負しない可能性があって、わずかな隙を感じないでもないが、他馬とは性能に格段の差がある。

対抗は先行馬には絶好の1枠1番を引いたアドマイヤマーズだ。ダイワメジャー産駒なので、ダービーよりも皐月賞が勝負だろう。

単穴にニシノデイジー(4枠8番)を採る。アドマイヤマーズとサートゥルナーリアが抜け出して叩き合う展開に追い込んでくるイメージに最も合うのがこの馬だ。

以下、ダノンキングリー(2枠4番)、シュヴァルツリーゼ(5枠10番)、ヴェロックス(4枠7番)を押さえる。

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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