山口真帆さん暴行事件の騒動に映るAKBの凋落

メディアが手のひらを返しているのはなぜか

AKB48グループ新聞 NGT48メジャーデビュー記念イベント NGT48のメジャーデビュー記念イベントでファンと握手する山口真帆=2017年4月12日(写真:日刊スポーツ新聞社)

昨年12月、新潟を拠点とするアイドルグループ「NGT48」のメンバーである山口真帆さんの自宅にファンが押しかけ、山口さんに暴行を加えた事件。今年1月になって山口さんが自身のTwitterやSHOWROOMで発信したことで発覚し、世間を巻き込む大きな騒動となった。

3月21日付でNGT48のオフィシャルサイトに掲載された第三者委員会の調査報告書には、「事件そのものにNGTのメンバーが関与した事実はなかった」とする一方で、「メンバーが私的領域におけるファンとのつながりがあった」などと記載されている。

「史上最低レベル」の説明会

これを受けてNGT48の運営会社AKSが3月22日に開いた「第三者委員会の調査結果を受けての説明会」は、「史上最低レベル」だったといえるだろう。翌日のスポーツ紙には「しどろもどろ」「火に油」「運営大炎上」といった大きな見出しが掲げられた。

それも当然だろう。第三者委員会と言いながらメンバーは“身内”の弁護士、ファンと「つながり」があったとされるメンバーは「不問」。「コミュニケーションを取る」と言いながら具体策はなし……と集まった報道陣の疑問に対してほとんど明確な返答を示すことができなかった。

さらに被害者である山口真帆さんのリアルタイムツイートには“絶句”と、およそ当事者意識のカケラも感じられない内容だった。少なくとも報道陣と、ネットによる中継を見ていた視聴者はそう受け止めた。

週が明けて3月25日月曜日、日テレ「スッキリ」では加藤浩次さんが、フジテレビ「バイキング」では坂上忍さんが、それぞれ運営に対して厳しい意見を述べた。さらに読売テレビ「ミヤネ屋」でもたっぷりと時間を割いてAKSの会見を特集した。

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