一生のうち必要なお金は一体どれくらいなのか 貯金から投資へシフトしお金に働いてもらう
A :ぶっちゃけ、最低1億円以上はかかる!
マイコさん:“なんとなく不安”の正体は、将来生活していくうえで、いろいろなことにお金がいくらかかるかわからない、足りるのかな?っていう心配なんですね……。
横山:生きるって、お金がかかることなの。だから心配なのは当然よ。日々の食費や光熱費はもちろん、人生の節目、節目にも大きな出費が待っているわ。
マイコさん:人生の節目というと……結婚に出産、マイホーム、子育て……とかですよね?
横山:そう。人生の節目となる出来事のことを一般的にはライフイベントと言ったりするわ。マイコさんは、子どもを何人か育てて、マイホームとマイカーを手に入れて、貯金をしながら家族旅行に行き、定年退職のころには住宅ローンを完済、蓄えと年金で悠々自適に暮らす、そんな将来像をイメージしているのかしら?
マイコさん:私も自分の親みたいな人生を送りたいと思っています! でも、周りからマイホームは高いから断念したとか、子育てにもお金がかかるから、本当は2人目が欲しいけど諦めたって話も聞くんですよね……。不安に加え、切なくなってきました。
一生に必要なお金は1億8000万円近く??
横山:まずは人生に必要なお金がいくらか、知ることが大切よ。自分のライフプランを立てて、いつ、何にどれくらいお金がかかるかを把握してみましょう。
ゼクシィ「結婚トレンド調査2018」より
厚生労働省保険局「出産育児一時金の見直しについて」平成26年7月7日より
※厚生労働省令の基準を満たす出産では、出産育児一時金42万円が支給されます
+駐車場、税金、保険等、維持費も
ソニー損保「2018年 新成人のカーライフ意識調査」より
住宅金融支援機構「2017年度フラット35利用者調査」より
文部科学省「平成28年度子供の学習費調査の結果について」、日本政策金融公庫「平成29年度教育費負担の実態調査結果」を参考に公立の幼稚園から高校、私立の大学に通った場合
生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」/平成30年度「リスクに備えるための生活設計(介護)」をもとに算出
世帯人数によっても異なります
総務省「平成29年 家計調査報告(高齢夫婦無職世帯の家計収支 2017年)」をもとに60~90歳までの生活費を算出
横山:自分の老後の生活費も大切よ。60~90歳まで生活する場合には約4300万円。でも、年金では足りない場合もあって、一般的には2000~3000万円の備えが必要といわれているの。
マイコさん:一生に必要なお金は……げげっ、1億8000万近く! 生きるってお金がかかりすぎ……。
横山:ざっくりとした計算だから、実際はここまでかからないかもしれない。だけど、自分の稼ぎで足りるか不安になるのが普通よね。
1人 約7700万円
(平成29年総務省家計調査報告より算出)
ライフイベントにかかる費用をすべてプラスすると
一生にかかるお金の合計は……
約1億7700万円
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