ヘタれない人が寝る前3分間実行していること その日の記憶を肯定する作業とは何か

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就寝前のイメージトレーニングが、夢や目標を実現させる一歩になります(写真:kou/PIXTA)  
メンタルコーチとして平昌五輪女子スピードスケート金メダリスト髙木菜那選手をはじめ、数多くのトップアスリート、甲子園常連高校、一流経営者などの指導を行い、ビジネス・スポーツの両分野で圧倒的な実績をのこしてきた、飯山晄朗氏。『勝者のゴールデンメンタル―あらゆる仕事に効く「心を強くする」技法』の著者でもある同氏が、目標を達成し成功をつかむための「心の習慣」について解説します。

9回裏0-8から大逆転劇が生まれた理由

2014年に夏の甲子園をかけた石川県大会決勝で、誰もが予想しない劇的なドラマが待っていました。私がメンタルコーチを務める星稜高校は8回が終わって0-8。大きくリードされて最終回を迎えました。

9回表の相手校の攻撃では、奮起したエースが満面の笑みで3者三振に仕留めます。マウンドから全力疾走で帰ってくるエースを星稜の選手たちが最高の笑顔で迎え入れました。

もう一度確認しておきますが、点差は8点。しかも、ここまで相手校のエースにたった2安打に抑え込まれていました。しかし、9回裏に星稜高校が笑顔の猛攻を仕掛け、終わってみれば9-8の逆転サヨナラ勝ち。打者13人で本塁打を含む8安打と2四球を絡めて奇跡を起こし、歴史的大逆転で2年連続の甲子園出場を決めました。

このことは海を渡ってアメリカにも伝わります。「日本のハイスクールチームが0-8の逆境に打ち勝った。最もワイルドと言える9回だ」と全米でも配信されました。

「なんでこんなことになるんだ」「違う、こんなはずじゃない」。逆境になったり、壁にぶつかったりすると、どうしてもこのような言葉を口にしたり、頭の中で繰り返してしまいます。これは起きたことを拒絶している状態です。それは見ないようにするといった逃避行動になり、「やっぱりダメか」と諦めやすい脳になってしまいます。

逆に、「これには一体どんな意味があるのだろう」「何をしろと言っているのか」「どこを成長しろと言っているのか」と起きたことを受容すると、「よし! やってやろう!」「いよいよこれからだ!」と挑戦心が芽生え、成長につながっていきます。

次ページ壁や逆境があるとき満足してしまうと…
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