日経平均は2万1000円回復、約2カ月ぶり高値

アメリカ発材料で心理改善、先物に買い戻し

 2月13日、東京株式市場で日経平均は続伸した。終値は2万1000円台を回復。約2カ月ぶりの高値となった。写真は都内の株価ボード前で昨年9月に撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。終値は2万1000円台を回復。約2カ月ぶりの高値となった。米政府機関の再閉鎖回避の動きや米中通商協議の進展期待などで市場心理が改善し、朝方から買いが先行した。抵抗線とみられた2万1000円を超えたことで先物には買い戻しを急ぐ動きがみられた。為替の落ち着きや上海株高なども支えとなり上げ幅を拡大。一時350円近い上昇となったが、買い戻し一巡後は高値圏でもみ合った。

TOPIXは1.06%高で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆7221億円だった。業種別では鉱業が値上がり率トップ。石油・石炭、ゴム製品、サービス業、電気機器などが値上がり率上位にランクインした。半面、電気・ガス、パルプ・紙、陸運、空運は軟調だった。市場では「悪材料の織り込みが進み上値余地はありそうだが、2万1000円以上は戻り売りが多い価格帯に入る。ここから一本調子の上昇は難しいだろう」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、国際石油開発帝石<1605.T>が大幅続伸。12日に発表した2019年3月期連結純利益予想の上方修正を好感した。オーストラリアの液化天然ガス(LNG)事業の収益上振れなどが貢献する。半面、東海カーボン<5301.T>は反落。12日発表した2019年12月期の連結営業利益予想が市場のコンセンサスに届かなかったことや、黒色電極のピークアウトに対する警戒感から売りが優勢だった。

東証1部の騰落数は、値上がり1343銘柄に対し、値下がりが709銘柄、変わらずが75銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21144.48 +280.27

寄り付き    21029.93

安値/高値   20992.88─21213.74

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1589.33 +16.73

寄り付き     1582.64

安値/高値    1578.09─1591.72

 

東証出来高(万株) 141320

東証売買代金(億円) 27221.41

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