「Facebook」から足を洗うにはどうすべきか アカウントを完全に削除するには

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アカウント削除後の追跡ブロックも忘れずに(写真:Wachiwit / iStock)

フェイスブックから5000万人分の情報流出か――。そんなニュースが飛び込んできたのは9月末のこと。フェイスブックはすぐに、「利用者の皆様のプライバシーとセキュリティ保護は極めて重大なことであり、……今回の件について心よりお詫び申し上げます」という声明を出した。

でも……。

フェイスブックに関しては、悪いニュースが何カ月も(いや、何年も?)続いてきた。3月には、8700万人分の個人情報がイギリスの選挙コンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカに流出していたことが明らかになったばかり。それからわずか半年での、新たな情報流出のニュースだ。

思い切ってアカウントを削除してみた

さすがに「もう信頼できない。フェイスブックをやめよう」と思う人が出てきてもおかしくない。政治的な書き込みや、友達の友達の友達の友達の動向を知らされることに、もう飽き飽きした人もいるかもしれない。

筆者も同じことを経験し、感じてきた。だから先日、思い切ってフェイスブックのアカウントを削除することにした。ところが、やってみると、これが意外に大変だった。フェイスブックのアカウントを使って、ほかのアプリやサービスを利用していたから、余計に時間と手間がかかった。

そこで、ここでその体験を紹介したいと思う。

ステップ1:フェイスブックをやめたらどうなるか調べる

フェイスブックはいろいろなアプリやサービスと連動しているから、フェイスブックをやめると、それらのサービスも使いにくくなる場合がある。

それを確認するいちばん簡単な方法は、とりあえずフェイスブックのアカウントを一時停止することだ(すぐに元に戻せる)。手順としては、「アカウントの管理」をクリックして、「アカウントを利用解除」を選ぶだけだ。

さっそくやってみると、まず、自分の飼い犬のインスタグラムの宣伝ができなくなった。インスタグラムの広告ツールは、フェイスブックと直接連動しているからだ。たとえば、インスタグラムで商品の宣伝をしている企業は、フェイスブックをやめるとマーケティングのチャネルを1つ失うことになるから要注意だ。

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