「Facebook」から足を洗うにはどうすべきか アカウントを完全に削除するには

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ブルーの「アカウントを削除」ボタンをクリックすると、パスワードを聞かれる。パスワードを入力して「次へ」をクリックすると、アカウントが永久に削除される警告が表示される。でも、筆者の決意は変わらなかった。もう一度「アカウントを削除」をクリックした。

ステップ4:再開する誘惑に負けるな

思い切って「アカウントを削除」ボタンをクリックしたものの、筆者のフェイスブックアカウントはまだ完全に消去されていなかった。最終的にアカウントが削除されるのは30日後で、それまでに再びログインして「削除をキャンセル」を選べば、アカウントを復活させることができる。

また、フェイスブックのサーバーから、ユーザーのデータのバックアップを完全に削除するには、90日ほどかかる場合があるという。

インスタグラムとおさらばしたい場合は

ステップ5:インスタグラムを削除する

ついでに、フェイスブックの傘下にあるインスタグラムのアカウント削除方法も書いておこう。インスタグラムはフェイスブックほど幅広いサービスと連動していないから、こちらはもっと簡単だ。

「設定」画面で、「プライバシーとセキュリティ」を選ぶと、データのダウンロードをリクエストできる。実際にリクエストすると、メールでファイル(のリンク)が送られてくる。筆者の場合、ここまでの所要時間は約10分。それから「アカウントを削除」ページを開いて、「アカウントを完全に削除」する。

ただし、筆者はこの最後のボタンをクリックしなかったことを告白しなければいけない。インスタグラムで友達とつながっているのはとても楽しい。だからアカウントを削除しなかったのだ。

ステップ6:追跡をブロックする

フェイスブックで別れた恋人をブロックしたことはあるだろうか。同じことをフェイスブックに対してもするべきだ。あなたと「別れた」後も、フェイスブックはあなたのインターネット閲覧履歴を追跡できる。これを阻止するためには徹底的な措置が必要だ。クッキーを総ざらいして、広告IDをリセットし、追跡ブロックソフトをインストールしよう。

筆者の場合、ここまで書いたすべての手順を踏んだけれど、あまり達成感は得られなかった。またこの種の記事を書くために、フェイスブックのアカウントを復活させることになるとわかっているから。まだ悩む時間は30日ある。

(執筆:Brian X. Chen記者、翻訳:藤原朝子)

© 2018 New York Times News Service

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