「Facebook」から足を洗うにはどうすべきか アカウントを完全に削除するには
登録時に「フェイスブックでログイン」を選んだアプリやウェブサイトも、フェイスブックの利用を解除にすると、アクセスできなくなった。筆者の場合、ピンタレストがそうだ。そこで、まずフェイスブックの利用を再開してピンタレストにアクセスし、「設定」のところで「Facebookでログイン」を「OFF」にし、パスワードを再設定した。今後はフェイスブックではなく、メールアドレスでログインするようにした。
同じ要領で、スポティファイなどのアプリもフェイスブックのアカウントと切り離し、パスワードを再設定し、メールアドレスでアクセスするようにした。結構な数があったから、意外と時間がかかってしまった。
700メガのファイルを10分でダウンロード
ステップ2:個人情報をダウンロードする
次は、自分のデータをフェイスブックのシステムから削除しないといけない。自分が投稿した写真やメッセージ、友達リストなど、「なくなったら困る」と思う情報もたくさんあるだろう。自分の知らない間にコピーが作られている情報もある。
削除目的でなくても、どんな情報が保管されているか確認したいとか、手元にバックアップを取っておきたいという人のために、フェイスブックは「情報をダウンロードする」というツールを用意している。「アカウント設定」→「あなたのFacebookの情報」→「個人情報をダウンロード」を開き、ダウンロードしたいデータの種類を選ぼう。
筆者は、とりあえず全部選んで、「ファイルを作成」をクリックしてみた。すると約1時間後、ファイルの準備ができたという知らせがきた。約700メガのファイルは、約10分でダウンロード完了。さっそく開いてみると、写真、検索履歴、メッセージなど、データの種類ごとにフォルダに整理されていた。
ただし、このファイルをダウンロードしただけでは、フェイスブックのサーバーから個人情報を削除したことにはならない。次の作業が必要だ。
ステップ3:アカウントを削除する
フェイスブックにある大事なデータのコピーを手に入れたら、ついにアカウントを削除するときだ。「設定」→「あなたのFacebook情報」→「アカウントと情報を削除」を選ぼう。