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JR東海が大人気イベントで「お詫び」のワケ 車両基地や工場を無料公開するメリットは?

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「(イベント関連で)儲かるか儲からないかは判断しにくい。しかし行政との共催イベントのため予算をつけてもらうことができて助かっているのは事実」と大井川鉄道の広報担当者は事情を明かす。毎年、予算がついているということは島田市や静岡県も効果を認めている証しともいえる。

「メリットは『きかんしゃトーマス号』の運転と同じで、『大鉄(大井川鉄道)を知ってもらう』です。島田市の10万の人口のうち、日常的に使う人、沿線で大鉄を意識している人は2万人弱くらいなので」(大井川鉄道)

行政からも「もっと鉄分を!!」

島田市にとっては観光客(交流人口)の拡大、大井川鉄道にとっては地域の中で存在価値を高めていく。それがSLフェスタの目的といえそうだ。

大井川鉄道のSLフェスタでは元西武鉄道E31形運転台に添乗体験できる(写真:大井川鐵道)

「今年はSL(蒸気機関車)、EL(電気機関車)、DL(ディーゼル機関車)と3種の動力源がそろいます。鉄道ファンには珍しい構図ですし、入替作業は子どもが見ても楽しいかもしれない。電気機関車の運転台添乗とか、鉄道カラーを打ち出したイベント。行政からも鉄道カラーを打ち出したものを求められている」(同)

行政サイドが「もっと鉄分を!!」と求めているとは面白い。鉄道イベントは単なるファンサービスだけではなかった。地方鉄道のイベントは、来場者と鉄道会社、そして自治体にとっても利点があり成り立っている。

人気がありすぎてうれしい悲鳴という状況も、行きすぎればクレーム対処に追われてしまう。混雑対策を解決した例として、東京メトロが11月18日に開催する「メトロファミリーパーク in AYASE」は事前応募制を採用している。1万5000人が参加可能で、応募者多数の場合は抽選。かなりの高倍率という。双方に利点があったとしても、安全を維持できなければ意味がない。来年以降、JR東海の「新幹線なるほど発見デー」がどんな形になるか気になるところだ。

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