SUVに群がる自動車メーカーの抱える不安 金脈掘り起こしたが枯れるのも時間の問題?

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SUVブームはいつまで続くのだろうか(撮影:風間仁一郎、大澤誠、梅谷秀司)

SUBARU「フォレスター」、ホンダ「CR-V」、三菱自動車「エクリプス クロス」、BMW「X2」、ボルボ「XC40」、ジャガー「E-PACE」、アルファ ロメオ「ステルヴィオ」――。今年、日本車・輸入車各社から発売された新型車だ。

自動車業界は「猫も杓子もSUV」

共通するのはSUV(スポーツ多目的車)であるということだ。トヨタ自動車はこの秋、高級車レクサスの新型車「UX」を、来年には一度は日本販売をやめた「RAV4」を復活する。いずれもSUV。自動車業界は今や「猫も杓子もSUV」と言ってもいいぐらいのSUVブームである。

トヨタ「C-HR」「ハリアー」、ホンダ「ヴェゼル」、日産「エクストレイル」、マツダ「CX-3」「CX-5」「CX-8」など、自動車販売協会連合会(自販連)の乗用車通称名別新車販売ランキングの上位にもSUVの名前がずらりと並ぶ。自動車業界ではSUVの国内販売台数はこの5年で2倍の成長を遂げたと言われている。

SUVが人気を得たいちばんの理由は、外観のカッコ良さと実用性をバランス良く両立させたからだ。

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過去を振り返ると、SUVはトヨタ「ランドクルーザー」、三菱「パジェロ」のような悪路を走るためのオフロード4WDとして進化した。この流れを受けているから、乗用車用のプラットフォームを使うハリアーやヴェゼルなどのシティ派SUVも、大径のタイヤを装着して悪路のデコボコを乗り越えやすい。外観はボディの下側が力強く、大半の車種の全高が1600mmを上まわるから、フロントマスクにも厚みがあって存在感が強い。

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