スルガ銀行の担当弁護士は1人だけ留任してはいるが、「1人ではダメだから(交渉に)出るな、と誰とは言えないがそう言われたようだ。スルガ銀行は交渉の窓口を切ってくる暴挙に出た」(被害弁護団団長の河合弘之弁護士)。
弁護士の辞任についてスルガ銀行は「個別の契約についてのコメントは差し控える」(経営企画部)としている。
辞任しても被害弁護団との交渉は継続
今回、辞任したスルガ銀行側の弁護士の1人は「旧経営陣が辞任するタイミングで我々も一緒に辞任することは、以前からスルガ銀行に伝えていた。新経営陣が交渉の方針を決めたら弁護士も新たに選任するだろう。弁護士が辞任したからといって、被害弁護団との交渉を打ち切ったわけではない」と語る。
弁護士はあくまで代理人であり、新経営陣の方針が決まるまで勝手に交渉はできないという。
仮に新たな弁護士が選任されて交渉が再開しても、合意に至る見通しは立たない。これまでの7回にわたる交渉でも、実質的な進展には乏しかったからだ。「私たちは無理無体なことを言っているわけではない。不動産は返すから借金をゼロにしろと、極めてフェアな要求をしている」(河合弁護士)。
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