新iPhone、自社開発半導体"超絶進化"の全貌 クラウドではなく端末内で高度な処理を実現

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iPhone XS Max(写真:アップル)

両モデルともカラーバリエーションとして、シルバーとスペースグレイを用意するほか、新たに落ち着いた発色のゴールドモデルが用意されている。

また内蔵ストレージの容量は64ギガバイトと256ギガバイトがあるほか、最上位には256ギガバイトの代わりに512ギガバイトモデルを据えた3種類の構成となった。

価格は、アメリカ国内ではXSが999ドルから、XS Maxが1099ドルからの設定である。気になる日本のアップルストアでの価格(税別、一括払い時)は、XSが11万2800円(64ギガバイト)~15万2800円(512ギガバイト)、XS Maxが12万4800円(64ギガバイト)~16万4800円(512ギガバイト)。日本での予約開始は9月14日の16時01分からで、出荷は9月21日となっている。

液晶モデル「XR」は何が違うのか?

さらに液晶ディスプレーを用いてiPhone Xと同様の全画面ディスプレーを実現したiPhone XR(テンアール)が新シリーズとして用意された。iPhone Xが持つ機能的なエッセンスの大多数を内包しつつ、豊富なカラーバリエーションと購入しやすい価格を実現したものだ。

XRには豊富なカラバリが用意されている(筆者撮影)

6.1インチ液晶ディスプレーは、OLEDよりも表示画素の密度がやや低いものの、ぱっと見た雰囲気はほとんど変わらない。対角線の大きさはiPhone 8Plusよりも大きいが本体サイズはやや小さくコンパクト。立体的に被写体の形状を認識するインカメラと顔認証システムのFace IDも搭載されている。

一方、違いも数多くある。防水機能がiPhone XS/XS Maxが2メートルの水深で30分まで耐えられる性能であるのに対し、XRは水深1メートルで最大30分間である。

防水性能が強化された(写真:ロイター)

しかし、もっとも大きな違いはアウトカメラ(背面にあるメインカメラ)がシングル仕様になっている点である。

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