北海道の節電20%、14日までは続行見通し

工場の操業再開、老朽火力の停止リスクも

 9月11日、世耕弘成経済産業相(写真)は、北海道胆振東部地震の被害状況視察のため、道内各地を訪れた。その後、北海道庁で高橋はるみ北海道知事と共同会見し、14日までは20%の節電を行っていくことを明らかにした。写真は都内で2016年8月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[ 11日 札幌/東京 ロイター] - 世耕弘成経済産業相は11日、北海道胆振東部地震の被害状況視察のため、道内各地を訪れた。その後、北海道庁で高橋はるみ北海道知事と共同会見し、14日までは20%の節電を行っていくことを明らかにした。

世耕経産相は、今回の全道に及ぶ大規模停電の発生に対し、心からのおわびを表明。そのうえで再発させないことが今後の大きな課題であり、エネルギー供給の強じん化に取り組んでいくとの見解を示した。

電力供給については、13日から京極揚水発電所1号機が稼動し、14日から同2号機も発電を始め、合計で40万キロワットが新たに供給されると説明。9月中には苫東厚真火力発電所の1号機も再稼動し、35万キロワットが新たに供給されるとした。

大規模停電の原因究明こそが重要

しかし、今後、工場などの操業再開で大口の需要が新たに発生すると予想され、さらに現在、フル稼働中の老朽火力発電所で再び、発電が止まるリスクもあり「今週の金曜日(14日)までは、20%の節電を行っていく」と述べた。

また、今回の大規模停電の原因を究明することは重要であり、原因把握を早急に行って公表し、その後、検証作業に着手するよう北海道電力<9509.T>などに指示を出したと述べた。

(田巻一彦)

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