意外と知らない「旅行」と「旅」の決定的違い 目的を明確にすれば徹底的に楽しめるように

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

そういった冒険やチャレンジをして経験値を獲得することで、旅の場合は満足度が上がるため、見知らぬ土地で、自ら考え、判断することが必要です。そのためには、行く人数は、1人か2人を強くオススメします。3人以上だと、他人任せになる時間が生まれてしまい、オススメできません。そういったことから、旅は少人数で行くのに限るので、「誰と行くか」よりも、「どこへ行くか」を優先して構いません。

さらに、旅行とは異なり、旅はワクワクもするが、ハラハラドキドキもします。そのハラハラドキドキこそ、旅の最大の醍醐味です。答えがわからないことに、時としては言葉も通じない土地で、チャレンジするからこそ、成功もするし、失敗もする。だからこそ、大きな経験を積むことができるのです。

そのためにも、旅に行く場合は、現地でのハプニングやトラブルにも柔軟に対応できるように、旅程に「余白」を作っておくことを強くオススメします。柔軟に対応できる旅程を立てておくことで、現地のハプニングにも前向きに巻き込まれることができ、自分の気の赴くままに、今を楽しむことができるのです。

旅行は「準備段階」から始まっている

上記のようなことから、旅と旅行では、目的はもちろんのこと、行く相手も異なれば、行き先も異なるのです。そこで、僕は目的によって、旅と旅行を使い分けています(誤解なきようにお伝えすると、僕は旅も旅行も大好きです)。そうすることによって、それぞれの満足度を最大限に高めることに成功しているのです。

ここからは、具体的に旅と旅行の満足度を高めるための準備を説明します。

僕は旅行に行くときは、「誰」と行くか決めるところから始めます。1人で行くこともありますし、仲の良い友達数人と行くこともあります。それには、旅慣れていない友達ももちろん含まれます。メンバーが決まれば、次は行き先。旅行の場合は、誰もが楽しめる定番の観光地やビーチリゾートに行き先を絞ります。

旅行であれば、どれだけ旅慣れた人でも、誰と過ごすかが重要なのですから、それさえ理解しておけば、ハワイやグアム、韓国などでも十分楽しめるはずです。一緒に行くメンバーの誰かが一度行ったことがある旅先にすることも多いです。本人さえ納得すれば、そのほうがみんなの安心感が大きいからです。

次ページ人数が多い旅行で全員が楽しむには?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事