デジタルガレージ、サンフランシスコに新拠点

スタートアップの支援施設をオープンする狙いとは?

開所式のリボンカットに訪れたサンフランシスコ市のエドウィン・リー市長(写真中央)。その左がデジタルガレージの創業者でもあるMITメディアラボの伊藤穣一所長。市長の右がデジタルガレージの林郁CEO

ネットサービスやモバイル事業を手掛けるデジタルガレージは11月5日、 サンフランシスコで起業育成事業を行うDG717の立ち上げを発表した。サンフランシスコの目抜き通り、マーケットストリート717番地のビル1階には新しいベンチャー企業(スタートアップ)のインキュベーションセンターを設置。2階にはパートナー企業のネオ・イノベーション(Neo Innovation)やニュー・コンテキスト・サービジシズ(New Context Services)を含む7~8社とのオフィススペースを開設予定だ。

オフィスのレンタル料は検討中で、実際に開所するのは12月1日頃。サンフランシスコ市のエドウィン・リー市長も、開始記念会のリボンカットに駆けつけた。目抜き通りのマーケットストリートにインキュベーションセンターが出来るのは初めて。「サンフランシスコでは今日をデジタルガレージの日とする」という市長の挨拶に、会場は沸いた。

入所は誰にでもオープン

「東京とサンフランシスコは30年以上にわたり、技術革新における世界のリーダーだと思う。サンフランシスコにおける新しいインキュベーターとして、可能性に満ちた事業がスタートする」と林郁CEOは挨拶をした。

インキュベーションセンターへの入所を希望するスタートアップは申請を出し、デジタルガレージが承認してから入居する。デジタルガレージは自社の資金を使う体制も備え、起業初期の1社当たりに10万ドル以上、数億ドルまでの投資の準備がある。

インキュベーションにあたっては成長を最優先する。まずは製品を出し、フィードバックを得てから改善していく方式により、早いビジネスの拡大を目指す。「MITメディアラボの伊藤穣一氏と同じだと思うが、ウェラブル機器などハードウェアの起業に注目している」(林CEO)。

次ページ世界を目指すスタートアップを支援
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • インフレが日本を救う
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ホンダ「フリード」がトヨタ「シエンタ」より売れるようになった訳
ホンダ「フリード」がトヨタ「シエンタ」より売れるようになった訳
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
「ストレスに強い人」「弱い人」の決定的な違い
「ストレスに強い人」「弱い人」の決定的な違い
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
15種類の「書き方」を徹底解説<br>無敵の文章術

ビジネスパーソンを中心に文章力の必要性が高まっています。在宅勤務における情報伝達手段として、メールやチャットは不可欠に。また精度の高い企画書はビジネスの成功に直結します。本特集ではシーンや目的別に、短期間でのスキル向上を目指します。

東洋経済education×ICT