お金がない文系50代でも「医者」になれる方法

社会人は「面接」と「小論文」が有利

それでは、こういった「スライディング合格」をするためには、具体的には、どんな戦略が必要になってくるのでしょうか?

「スライディング合格」するための3つのカギ

「スライディング合格」を可能にする戦略として、決して欠かすことのできない「3つのカギ」と呼んでいる戦略があります。

[カギ1]個別科目試験で、簡単な問題を出題する大学のみを受験する。
[カギ2]「面接」と「小論文」の対策を徹底する。
[カギ3]センター試験を最重要視する(配点・得点率・センター利用方式)。

これら「3つカギ」の共通点は、すべて“得点にフォーカスしたアプローチ”であることです。

当たり前ですが、過去の模試の偏差値がいくつだったかとか、どんな境遇で育ったかとか、どんな会社に勤めているかとか、そんなことは「得点」=「合否」と一切関係ありません。

合否のほとんどは、「本番で、何点取れたのか?」で決まります。

科目試験で得点を取るのが[カギ1]と[カギ3]に該当しますが、医学部入試では[カギ2]の「面接」での評価も、それなりに影響が大きいので絶対に軽視できません。

[カギ2]の「面接」と「小論文」は大学により、配点が未公表だったり、点数化の仕組みがブラックボックスだったりしますが、それでも「試験」であるかぎり、その性質上、なんらかの評価基準(一部、点数化)は必ず設けてあります。

ただ、人によっては軽視したり後回しにしたりしがちな「面接」と「小論文」を徹底強化すると、他の受験生に差をつけやすくなるのも確かです。

ほぼすべての大学で「面接」は必須であり、さらに私立大医学部のほとんどでは「小論文」も必須です。そして、(配点を公表している大学の中で)「面接」と「小論文」の比率が高い大学に優先的に出願する、というのは、とりわけて社会人にとって、1つの賢い戦略となります。

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日頃から社会人と多く接し、社内向けにプレゼン資料や企画書を作り、ビジネスメールも多く書いてきたような会社員の方は、「面接」と「小論文」で、他の現役世代に大きく差をつけられる可能性が大いにあります(そういった、会社員に有利な医学部の具体名などに関しては、拙著『偏差値24でも、中高年でも、お金がなくても、今から医者になれる法』(KADOKAWA)をご参照ください)。

いかがでしたでしょうか? 学力の問題から、年齢の問題から、お金の問題から、医師になることをあきらめている(あきらめていた)方にこそ、今から医師を目指してほしいと心から願っています! 人生におけるそうした挫折の経験や、弱い立場の人への共感力こそが、必ず、医療の現場で生きると信じるからです。

だからこそ、あなたのキャリアの可能性、もう少し信じてみませんか?

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