ペットの生活を「飼い主の死後」も守るには?

いまや家族の一員のように扱われますが…

家族同然のペットですが、もしも自分のほうが先に死んでしまった場合ペットの行く末は…(写真:Fast&Slow / PIXTA)  
相続の現場で起きていること、考えなければならないことを、相続、遺言、家族信託支援を専門にする司法書士・青木郷氏が、実際に事務所で経験した事例も交えながら、解説します。
今回は、いまや家族の一員のようにあつかわれる「ペット」の行く末を保障する「ペット信託®」についてです。

法律上はモノあつかい!? ペット相続の難しさ

平成22年の内閣府による「動物愛護に関する世論調査」によると、犬や猫などのペットを飼っていると回答者は34.3%でした。その7年前に実施された同じ世論調査と比較しても、大きな変化が見られなかったことから、現在も約3人(または世帯)に1人(または世帯)はペットを飼っていると見られます。このように、日本の家庭ではたくさんのペットが飼われていますが、当のペットたちは、飼い主の保護がなければ生きていくことさえ難しいのが現状です。

当記事は「毎日が発見ネット」(運営:毎日が発見)の提供記事です

子どもたちが独立している高齢者たちにとって、ペットは新しい家族も同然です。日本が急速に超高齢化社会を迎える中、「ペットより先に飼い主である自分が先に死んでしまうかもしれない、そうなったらこのペットはどうなるんだ?」という悩みを抱える人が増えてきています。

次ページペットは法律上では「モノ」あつかいに
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激突! アサヒvs.キリン<br>「正反対」のビール戦略

2020年に豪州最大のビール会社を買収するアサヒグループHD。国内縮小を見越し「スーパードライ」集中でグローバル化を強化する。一方、キリンHDは化粧品・健康食品のファンケル買収などで多角化を推進。正反対の戦略の成否は? 両社トップに聞く。