渡辺美里、13年ぶり西武本拠地「凱旋」の熱狂 1日限定で復活した「MISATOトレイン」も運行
この日はメットライフドームでの渡辺美里さんの国歌独唱・スペシャルライブの他に、西武池袋線池袋駅-西武球場前駅間で臨時列車「MISATOトレイン」運行が行われた。
渡辺美里さんの現メットライフドームでのライブと「MISATOトレイン」は2005年以来13年ぶりに「2018年8月4日限定で復活」した。
渡辺美里さんと西武ライオンズの関わりは、1986年に「MISATO SPECIAL '86 KICK OFF」が当時の西武ライオンズ球場で開催されたことから始まっている。
以後2005年まで毎年夏に現メットライフドームで渡辺さんのライブが開催されてきた。
「MISATOトレイン」は1986年~2005年の20年間にわたり開催された渡辺美里さんの現メットライフドームでのライブにおいて、1990年~2005年のライブ当日に運行していた西武鉄道の臨時特別列車であり、1日限りの復活運転を果たした。
今回は、当時と同様にヘッドマークの特別仕様への変更と、この復活運行のための車内アナウンス(事前収録)が実施された。参加チケットは事前に完売となった。
そして、この8月4日に13年ぶりに、渡辺美里さんのメットライフドーム来場と「MISATO トレイン」復活運行が実現したのである。渡辺さんの久しぶりの来場で勝利に期待がかかる西武球団であったが、試合は日本ハムが3-6で勝利した。
スペシャルライブにファンが熱狂
13年ぶりに来場した渡辺美里さんに勝利を届けられなかった西武であったが、試合終了後に渡辺さんのスペシャルライブが行われた。
ただし試合が長引いたため、予定していた3曲は2曲にとどまった。会場の照明が落とされ、来場者全員に配布された「ライオンズブルー」のルミカライトが球場を幻想的に染める中、渡辺さんが登場。代表曲のひとつ「My Revolution」を披露した。
歌い終えた渡辺さんは、「遅くまで残っていただいてありがとうございます。予定していた楽曲全部をお届けすることはできませんが、感謝の気持ちをこのステージに込めたいと思います。私はデビューした翌年、この西武球場のステージにルーキーとして立たせていただきました。それから20年、毎年夏この時期に、このスタジアムに通って、西武球場でライブをやらせていただきました。
このスタジアムで生まれた曲があります。そして、感動、涙、笑顔もここで生まれました。大きな音を出してはいけないということなので、アカペラで歌ってもいいでしょうか」と語りかけて「10years」を披露し、球場全体が大いに盛り上がった。
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