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4代目ジムニーは悪路に一体どれだけ強いか オフロードだけじゃなくオンロードも進化

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すり鉢では、ヒルディセントコントロールを試す(筆者撮影)

車両は、XCグレードの5速マニュアルトランスミッション。走行は、機械式副変速機を4L(4WD低速)で最高速度は時速20kmとの指定をスズキ側から受けた。

1周目、様子を見ながら林道を2速で走行した。急な登り坂は1速で楽々走破。そして、モーグルではクルマ全体が路面を”なめる”ように感じるほどロードホールディング性が良い。目の高さが上下に大きく動かないため、乗っていて気持ち悪くならない。

また、路面からの振動を緩和するステアリングダンパーの効果でステアリングの操作はアスファルト路面の平地と同じように楽に扱うことができた。先代モデルでは、こうした走行条件でボディが大きく揺れ、その反動で車体全体が路面から跳ねる場合があるが、新型ではそうした動きがほとんどない。

”すり鉢”では、ブレーキを自動制御するヒルディセントコントロールを試した。かなり強めに制御が介入する印象だが、車重が軽い軽自動車なのでステアリングだけでのコントロールが楽だ。

なんなく難所をクリアしていく

次に”キャンバー”を一気に追加して、目の前に立ちはだかる”タイヤ越え”。ここでは、今回から新しく導入されたブレーキLSDトラクションコントロールを試した。左右どちらかのタイヤが空転した場合、電子制御によって回転を抑えて、設置しているタイヤの駆動力を優先させる仕組みだ。ゴツゴツした岩場のような大型タイヤの上を1速で乗り越える際、一瞬タイヤが空転しそうになるがさらにアクセルを踏み込むと、なんなく難所を通過できた。

ステアリングダンバーの効果で路面からの振動も少なく、林道での走行が実に楽しい(筆者撮影)

次の周は少しペースを上げて、林道ではギアを3速に入れ、ちょうど時速20kmになったが、路面からの突き上げも車体全体がきれいにいなしてくれる。

合計3周したが、身体全体が「ジムニー」と同期するような感じで、走ることがドンドン楽しくなった。

次に、静岡県内と山梨県内の各所でオンロード走行を試した。

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【オンロードでは上質なスポーツセダンのように】

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