Airbnbでヤバい物件をつかむ人に欠けてる技 理想の物件に泊まるにはどうしたらいいのか

ホストとの間で問題が解決できない場合、エアビーの問題解決センターのスタッフに仲裁を求めることができる。メッセージ・アプリを使っていれば、その時にホストとのすべてのやり取りをエアビーが見ることができる。

それ以外にも、エアビーが推奨していることがある。まず、家に入ったら安全確認をし、救急箱と消火器が備え付けられているかを確かめる。何かが変だと感じたらホストに連絡し、必要な場合には、エアビーのカスタマーサービスに電話をする。

いい物件を借りられるかはゲスト評価もかかわる

さらに安全を確保するには、つねに代わりの計画を立てておくことだ。万一エアビーの物件に宿泊できなかった場合に備えて、予約した物件の近くのホテルをいくつかメモしておく。ホストはさまざまな理由で予約をキャンセルする。私の家では以前、冬に凍った水道管が破裂して床が水浸しになったため、ある家族の予約をキャンセルしなければならなかった。

しかし、そもそもあなたがホストに気に入られず、予約ができなかったら、ここまでの内容も意味がなくなる。幸いなことに、すばらしいゲストになることは割合に簡単だ。

エアビーのスーパーホストとしての経験をつづった書籍『Get Paid for Your Pad（自分の部屋でおカネを稼ぐ）』を共著したジャスパー・リバースは、ゲストにプロフィールをなるべく詳しく書くことを勧める。身分証明に関する部分もきちんと記入する。こうすることで、ホストはあなたが実在し、何も隠すことのない人物だと考えることができる。

それ以外は常識的なことだ。進んでコミュニケーションを取り、礼儀正しくする。その家のルールを守り、友人の家に滞在するように家を大切に扱う。通常は、これだけでホストから満点のレビューを得られる。

またリバースは、ホストが住んでいるのと同じ家に滞在する場合には、ゲストにとっての課題も増えると言う。外国を訪問する場合には、その国の宗教や伝統を注意して調べておこう。たとえば、タイでは家に入る際に靴を脱ぐのが一般的だし、人に足の先を向けるのは失礼に当たる。

リバースは、「両者にとって良い滞在になるよう、ゲストはホストが大切にしていることを理解しよう」と言う。

（執筆：Brian X. Chen 翻訳：東方雅美）
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