札幌を旅したい人に教えたい最新カフェ事情

モーニングのスパゲティからシメパフェまで

純喫茶オリンピアの「モーニングセット」(筆者撮影)

夏休みも近づき、国内旅行を計画している人も多いだろう。

6月中旬の3日間、取材で北海道を訪れ、かねてから興味があった札幌のカフェ・喫茶店も駆け足で回った。当地は2年ぶりだが、札幌取材は、過去に何度も実施した。

今回はいくつかの老舗店や人気店の取り組みを紹介しよう。とはいえ「たった3日で何がわかったんだ?」と思われるかもしれない。

そこで、札幌在住の人気エッセイストで飲食店取材歴が実に40年余。『さっぽろ喫茶店グラフィティー』などの著書も多い、和田由美氏(亜璃西社=ありすしゃ社長)から教示も受けた。北海道新聞(道新)など、地元メディア関係者からの情報も入手した。そうした話も踏まえて「札幌のカフェ事情」と向き合いたい。

「コーヒー購入量」が多い都市

「札幌は1869年に開拓使が置かれて以来、来年で150年です。京都のような長い歴史もなく、東京のような江戸時代から続く老舗店はありません。そして冬が長く、半年近くは寒い日が続く。そんな気候条件の中で発展して、現在約197万人の人口がいます」

こう話す和田氏は、「札幌市民の娯楽は室内文化が中心」と指摘する。

「スキーなど屋外で楽しむ娯楽もありますが、室内向けの娯楽を中心に成り立ってきました。本や映画などがそうで、飲食もそうですね。お寿司やジンギスカン料理、そして喫茶店も、基本は部屋の中で楽しむ文化です」

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成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。