4代目ジムニーの乗り味は3代目と何が違うか 20年ぶり改良の裏にある性能向上と安全対応

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これはボディの土台となる梯子状のラダーフレームのねじれ剛性を3代目ジムニー比で1.5倍増に高めるとともに、ボディマウントの大幅改良を施したことが大きい。ハンドリングと乗り心地が一気に向上した。ステアリングダンパーの採用によって電動パワステのフィーリングにも上質感が増した。

もっともっと走っていたかったが、今回はこの辺で切り上げ。次回はオフロードを含めた本格的な試乗感想をお届けしたい。

さて、4代目ジムニーの登場に関連して気になったことがある。東洋経済オンラインも「スズキ『ジムニー』刷新が20年ぶりだった事情」(7月6日配信)で触れているが、なぜ、このタイミングでのフルモデルチェンジだったのか? 

新型ジムニーの発表記者会見で配布された資料には、明確な理由は明記されていなかった。

3代目ジムニー(型式JB23) の発売が1998年10月。その理由について、発表記者会見では「軽自動車の車両規定が変わったため」との説明があった。道路車両運送法の変更によって、ボディ寸法の上限が、全長でそれまでの3.2mから3.4mに、また全幅が1.4mから1.48mへ拡張された。それに伴い、当時はアメリカを発信源とするSUVブームを意識して、乗用車ライクなSUVイメージの外観と内装をデザインしたのが3代目ジムニーだ。

一方で、今回の4代目ジムニー(型式JB64) が発表および発売された2018年7月というタイミングには、軽自動車にかかわる法改正は特にない。また、ジムニーはスズキブランドの象徴的な存在であるため、スズキの中期経営計画での節目として市場導入という見方も当てはまる時期ではない。 

鈴木俊宏社長に聞いてみた

記者会見後に実車を前に各方面のエンジニアへ取材している際、鈴木俊宏社長と話す時間があったので、まずはこの質問からぶつけてみた。

鈴木社長は「午前中(の新聞やテレビ記者向けの会見)にも質問が出たが、安全面での対応などを考慮した結果」と答えた。

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