iPhone「高速充電が標準」という幸せな時代

付属電源アダプタが刷新されるかもしれない

アンカーが発売するUSB充電器「PowerPort+ 5 Ports USB-C」。4ポートのUSB-Aポートも高速充電に対応するほか、USB-Cポート1つを備え、MacBookシリーズの給電も1台で完結することができる(筆者撮影)

ワイヤレス充電も、アップルは「高速」とうたっている。

その理由は、現在iPhone Xなどが対応しているのは7.5Wの給電となっており、付属の5W電源アダプタよりも速くなるからだ。前述のiPhone Xの充電テストでは、5Wのワイヤレス充電では60分で38%と付属電源アダプタとほぼ同等だったが、7.5Wワイヤレス充電では46%だった。

付属ケーブルもUSB-Cに変更か

ケーブルと電源アダプタで合計7400円を支払わなければUSB-Cによる高速充電が利用できなかったiPhone。しかしこの秋から、付属する電源アダプタが刷新される可能性が出てきた。

秋に登場するとみられるiPhoneの付属品として、USB-Cコネクタを持つ18W電源アダプタの画像が報道された。アップル系ブログ「Macお宝鑑定団」は、中国のウェブサイト「充电头网」の写真を伝え、これを欧米系のメディアが引用する形で広まった。

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このコネクタが付属されれば、おそらく付属ケーブルもUSB-Cのものに切り替わるとみられ、標準電源アダプタのセットでiPhoneを高速充電することが可能になる。

一方、本体側のコネクタはコンパクトさに優れ、アップル独自規格として6年にわたって採用してきたLightningコネクタが引き続き使われると考えるのが適当だ。

現在の充電器やバッテリーは、USB-Aの出力端子を持っているものが主流であり、これが使えなくなってしまえば大きな問題になる。そのため、現行のiPhoneに付属している既存のケーブルをそのまま使えば、新型のiPhoneへの充電も問題なく行えるようにするはずだ。

しかし、USB-Aでは「高速」のメリットは得られない。出先においてモバイルバッテリーからの高速充電をしたい場合は、新しい充電器とケーブルを採用するiPhoneが登場してから発売される、USB-C端子を持つモバイルバッテリーの登場を待ったほうがいいかもしれない。

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