――無形資産のデータは計測が難しく、入手しづらいのではないでしょうか。
われわれは、3年間をかけて適切なデータ提供会社を探した。ただ無形のデータは本当に計測するのが難しく、5年以上さかのぼったデータが存在しない状況だ。
今回のシステムでは、ドラッカーの5つの原則である「顧客満足」「従業員エンゲージメント・人材開発」「イノベーション」「社会的責任」「財務力」にかかわる37種類のデータを入手し、活用している。そのうち、特に入手が難しかったのが、顧客満足と従業員エンゲージメント・人材開発のデータだ。
われわれが対象とする大企業は、自社の顧客満足や従業員エンゲージメントについてある程度把握している。ただ、それは社外秘であり、他社との比較もできない。われわれは米国でJ.D.パワー社と提携することにより、顧客満足度のデータや知識を得ることができた。従業員エンゲージメントに関しては、米国のグラスドアというデータ提供会社と提携した。従業員が職場をどう思っているかなどを調査する企業だ。
ランキングで関心を高める
――米国企業マネジメント・ランキングとは、要するにそれらのデータをスコア化したものですね。
この記事は有料会員限定です
残り 1858文字
