有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資

ドラッカーの経営原則は株投資にも活かせる 顧客満足や従業員など無形資産にフォーカス

7分で読める 有料会員限定
2/4 PAGES
ザッカリー・ファースト(Zachary First)/米ハーバード大学で修士号、博士号取得(高等教育学)。2007年からドラッカー研究所に所属し、企業コンサルティングや組織戦略などに従事(記者撮影)

――無形資産のデータは計測が難しく、入手しづらいのではないでしょうか。

われわれは、3年間をかけて適切なデータ提供会社を探した。ただ無形のデータは本当に計測するのが難しく、5年以上さかのぼったデータが存在しない状況だ。

今回のシステムでは、ドラッカーの5つの原則である「顧客満足」「従業員エンゲージメント・人材開発」「イノベーション」「社会的責任」「財務力」にかかわる37種類のデータを入手し、活用している。そのうち、特に入手が難しかったのが、顧客満足と従業員エンゲージメント・人材開発のデータだ。

われわれが対象とする大企業は、自社の顧客満足や従業員エンゲージメントについてある程度把握している。ただ、それは社外秘であり、他社との比較もできない。われわれは米国でJ.D.パワー社と提携することにより、顧客満足度のデータや知識を得ることができた。従業員エンゲージメントに関しては、米国のグラスドアというデータ提供会社と提携した。従業員が職場をどう思っているかなどを調査する企業だ。

ランキングで関心を高める

――米国企業マネジメント・ランキングとは、要するにそれらのデータをスコア化したものですね。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数