「セブン銀行」が明かすAI実証実験の舞台裏 導入の秘訣は「悩まずしぶとく、やってみる」
――それぞれ、どんな目的を持って行ったのでしょうか?
AI活用に対して、とても積極的ですね。
よく、数ヶ月で精度がうまく出なかったので実証実験を止めてしまう、というケースをよく聞きますが、4〜5年先まで見据えているのはかなり長いと思いました。
なぜ積極的にAI活用に踏み込めるのか
――なぜそこまで実証実験に取り組めるのでしょうか?
松橋さん曰く、絶対にできるという確証がなくても「やってみよう」という空気になるのだそうです。
松橋さんも自らコミュニティイベントに出向き情報収集。オープンイノベーションという形でいろんな企業とコラボをし、実証実験を開始したのだとか。驚きのフットワーク・文化です。
――実証実験で難しいのが“評価”だと思います。ビジネス的な観点での評価・期限はどのようにしているのでしょうか?
――それはかなり寛容ですね! なぜそのような体制にしているのでしょうか?
なるほど。確かに、最初から完璧な精度を出してくれるAIなんてないですもんね。
――そのほか、これからAI活用をしたい企業の方々へアドバイスはありますでしょうか?

















