女は男より2年早く退職するが5年長生きする 女性の「早期退職」は、なぜ避けるべきなのか

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メリルリンチのレポートでは、老齢者のケアを担っている介護者の3分の2が女性だった。

米資産運用大手ティー・ロウ・プライスでシニア・フィナンシャルプランナ―を務めるスチュアート・リッター氏は、家族の誰かが介護のために退職する前に、兄弟や成人した子どもなどの家族に相談し、誰も仕事を辞めることなくケアを分担できないか検討してみることを勧めている。費用を分担して、専門家にケアを依頼することもできる。

リッター氏は、親族で保険料を分担し、高齢者の長期的な介護を保険でカバーすることも可能だと話す。

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おカネがなくなり、難しい決断を迫られた時でも、年金や社会保障の受給を前倒しすることだけは勧めないとリンガー氏は言う。

「他の資金を取り崩すことになっても、それは我慢しよう」と、同氏は話す。

社会保障は、70歳以前に受給すると、給付金が減額される。多くの民間の年金基金にも、こうした仕組みが組み込まれている。

現金が足りなければ、自宅を売る手もある。または、リバース・モーゲージを利用して、自宅に住みながら現金を手にすることも可能だ。こうした契約は、以前よりも高コストになっていとはいえ、もし代金を年金のように受け取り、安定した収入源となるなら、利便性は高いとリンガー氏は指摘する。

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