山口達也とジャニーズ事務所の甘すぎる姿勢 強制わいせつ「謝罪会見」対応は適切だったか

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ここまで騒ぎが大きくなってしまうと、過去の粗探しは止まりません。2008年にモデル女性との結婚と子どもができたことをファンに発表したシーンが各番組で流され、「もともと他のメンバーやファンを差し置いて、結婚・第一子誕生を押し通してしまう自分勝手な人」という形で、今回との辻褄を合わされてしまうのです。

そんな過去の自分が招いた逆境の中、山口メンバーは、謝罪会見で言ってはならないことを口走ってしまいました。

謝罪会見で絶対に語ってはいけないこと

山口メンバーは「これからどうしていくというのは、私に言う権利はないんですけど、山口達也、TOKIOでありたいと感じています」「(TOKIOの)彼らを信じて、もし待ってくれる場所・席がそこにあるなら、『またTOKIOとしてやっていけたらな』という……」などとTOKIOへの思いを語ってしまったのです。

謝罪会見では、「非を認め、謝罪することに徹し、今後の希望を語ってはいけない」というのが大原則。もし希望があったとしても、それを口に出してしまうと、「けっきょく被害者より加害者の自分が大事なんでしょ」と思われてしまうだけで、会見を開いた意味がありません。

逆に、TOKIOの城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんは、一切の許しを与えることなく、山口メンバーを断罪し、被害者や世間への謝罪に徹しました。山口メンバーは自身で、「甘いところがあった」と話していましたが、やはり他の4人と比べると、甘さは否めないことが露呈したのです。

そして、山口メンバーの事件は、「トップアイドルの不祥事」というトピックスで報じられていますが、これはそのまま「企業トップ(クラス)の不祥事」に置き換えることが可能。山口メンバーは「トップアイドルとしての自覚が足りなかった」と言われていますが、これは一般のビジネスパーソンも同じです。役職が上がるほど、不祥事によるダメージは大きくなり、取り返しがつかないものになっていくでしょう。

また、役職の有無を問わず、他山の石にしたいのは、山口メンバーの「司会者として女子高生たちを仕切っている」というおごり。潜在意識の中におごりがあったから、酒を飲んだときにそれがあらわになり、女子高生を夜に呼び出し、罪を犯してしまったのです。

これはビジネスパーソンも、「管理職として社員や取引先を仕切っている」とおごっていたら、「罪を犯してしまうスキが生まれる」ということ。「部下や取引先に対するおごりはないか?」。決して対岸の火事ではなく、自らに照らし合わせて考えることで未然に防ぎたいところです。

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