7年不倫、破談を経験した38歳女性の心境変化

「女の私を守ってくれて当然と思っていた」

不倫、破談を経た女性が、最後に選んだ男性は…(イラスト:堀江篤史)

全国各地の「晩婚さん」を訪ねている本連載。初対面の晩婚さんにも気持ちよく話をしてもらうために、インタビュー場所の飲食店選びには気を使っているつもりだ。

この連載の一覧はこちら

道順がわかりやすくて安全な場所にあり、清潔で感じがよく、飲み物や料理がおいしくて、テーブル席があり、メモを取れるぐらいは明るい店、でないと困る。かつて住んでいた東京圏や自宅がある愛知ならばそれなりによき店を選ぶ自信があるが、ほかの土地はまったくわからない。

筆者が頼りにしているのはネットや雑誌ではなくて、その土地に詳しい食いしん坊な友人や仕事仲間だ。仕事で使うことを理解したうえで、いくつも候補を挙げてくれる。

今回のインタビュー先の女性は大阪駅周辺を希望し、アレルギーなどは特にないらしい。関西出身のグルメな女性編集者に相談したところ、「神戸元町別館牡丹園」という中華料理店を教えてくれた。自家製の調味料を使った料理がどれも絶品、とのこと。彼女はあまりに好きすぎて、結婚前の両家顔合わせをこの店でやったという。晩婚さん取材にふさわしい縁起のいい場所である。

予約したテーブル席で待っていると、黒のニットワンピース姿の女性が現れた。女優の菅野美穂に少し似ている美人、高木由紀さん(仮名、41歳)だ。小柄で童顔だが、不思議な色気を感じてしまう。うわさに聞く北新地のホステスさんだといわれても驚かないだろう。

デートの後、恋人が交通事故に

由紀さんは男性関係に悩んだ過去がある。20代の頃、由紀さんを自宅まで送ってくれた恋人が帰り道に交通事故に遭い、後遺症が残ってしまった。恋心よりも罪悪感が募り、付き合い続けることはできなかった。

しばらく結婚は考えられない。気ままに遊ぼうと思っていたら、妻子ある男性と不倫関係になってしまう。10歳年上の男性で、由紀さんが一人暮らしをしているマンションで週に5日間も「半同棲」していた。

次ページ不倫から、今後は恋愛経験の少ない男性へ
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • あふれる独自性 ニッポンのすごい研究者
  • 本当は怖い住宅購入
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
改正対応待ったなし!<br>働き方と仕事の法律

同一労働同一賃金の本格化、中小企業でのパワハラ防止対策の義務化など、今年は重要な改正法の施行が目白押し。2022年に施行される法律の要点に加え、昨年の4月に施行された改正民法も総点検。改正ラッシュへの備えを万全にするための法律虎の巻です。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT