52歳と45歳の初婚同士が「のろけまくる」理由

モテない中年と「人嫌い」だった女性の遭遇

人はいつでも結婚して幸せな生活を送れる(イラスト:堀江篤史)

50歳まで一度も結婚しない人の割合を生涯未婚率といい、2015年の時点で男性が23.4%、女性が14.1%に達している。しかし、われらが晩婚さんの辞書には「生涯未婚」という言葉はない。思い立ったときに、自分を謙虚に見つめて相応の努力をすれば、人はいつでも結婚して幸せな生活を送れるからだ。

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52歳にして初めての結婚をしたばかりの宮川正人さん(仮名)と会ったのは、東京・吉祥寺の駅ビルにあるカフェだった。ガッチリとした体格につぶらな瞳。髪の毛はかなり白くなっているが、血色が良くて健康そうな印象を受ける。チェック柄のジャケットも似合う。隣に座る妻の和代さん(仮名、45歳)は、つねに触れるぐらいの距離で寄り添っており、夫を好きで仕方ないことが伝わってくる。

モテない中年男性の典型だった

正人さんを紹介してくれたのは、「東京世話焼きおばさんの縁結び」という小規模の結婚相談所だ。世話焼きおばさんの1人によると、入会時の正人さんは「すごくいい人だけど外見に無頓着すぎてモテない」中年男性の典型だったらしい。正人さんはおばさんたちのアドバイスを受けて少しずつ爽やかに変身し、6カ月後には和代さんと出会って結ばれることができた。

「30代の中ごろに、結婚しようかなと思ったことがあります。でも、当時の恋人は僕より7歳下でした。仕事をバリバリやりたかったようで、結婚の話は進まずに別れてしまいました」

訥々とした口調で過去を話してくれる正人さん。商社に勤務している彼も仕事に打ち込んでおり、趣味のテニスや旅行にも熱心で、恋人と別れてからは結婚を考えることはなかった。テニス仲間などには独身者も多く、「このまま一緒に年をとっていくのもいいかな」と思っていたと振り返る。

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