新書で入門 宮沢賢治のちから 山下聖美著

新書で入門 宮沢賢治のちから 山下聖美著

フリーター、パラサイトシングル、シスコン。宮沢賢治の生涯にはこんな現代のキーワードがあてはまる。生前はほとんど無名で自費出版の詩集は古本屋で棚ざらし、やっと出した童話集もまったく売れず印税代わりにもらったのは自著100部。生涯に稼いだ原稿料はたったの5円だったという。

しかし、没後火がついた人気は生誕150年を越えた今も衰えることを知らない。日本近現代文学を専門にする著者は、賢治の作品には独特の「感じ」、特異な感覚の「ちから」があるという。

五感を超えた賢治独特の感性に注目しながら、21世紀に入ってもなお多くをひきつけてやまない宮沢賢治の生涯と作品世界を読み解く。

新潮新書 714円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • あふれる独自性 ニッポンのすごい研究者
トレンドライブラリーAD
人気の動画
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
人望のない人は「たった一言」が添えられない
人望のない人は「たった一言」が添えられない
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
漂流する東芝<br>舵取りなき12万人の悲運

再出発したはずの東芝の漂流が止まりません。再建請負人の車谷暢昭社長が電撃辞任。緊張感が増すファンドとの攻防や成長戦略の構築など課題は山積しています。従業員12万人を超える巨艦企業はどこに向かうのでしょうか。

東洋経済education×ICT