ザッカーバーグ氏、個人情報で「過ち犯した」

アプリ開発者のアクセス制限に向け対策強化

 3月21日、フェイスブックのザッカーバーグCEO(写真)は、個人情報利用問題について初めて公にコメントし、利用者5000万人のデータの取り扱いで「過ちを犯した」と認め、アプリ開発者のアクセス制限に向け、対策を強化する考えを示した。米カリフォルニア州サンノゼで2017年4月撮影(2018年 ロイター/Stephen Lam)

[サンフランシスコ 21日 ロイター] - フェイスブック<FB.O>のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は21日、個人情報利用問題について初めて公にコメントし、利用者5000万人のデータの取り扱いで「過ちを犯した」と認め、アプリ開発者のアクセス制限に向け、対策を強化する考えを示した。

フェイスブックを巡っては、英データ会社ケンブリッジ・アナリティカ(CA)が5000万人以上の個人情報を不正に入手し、2016年の米大統領選でトランプ陣営を有利にするために使われたと指摘されており、欧米当局が調査に乗り出している。

外部開発者のデータへのアクセスを制限へ

ザッカーバーグCEOはフェイスブックページに、同社は「過ちを犯した。さらにやるべきことがあり、われわれは一層力を入れて取り組む必要がある」との声明を出した。

何が過ちだったかは明確にしていないが、フェイスブック上のアプリソフトウエアを調査するとともに、外部開発者のデータへのアクセスを制限し、ユーザーがこれまでよりも簡単に第三者のアクセスを不可にするツールを提供する計画を明らかにした。

ただ、広告主によるデータ利用が大きく制限されることにはつながらないとみられる。

ザッカーバーグ氏は「開発者の情報アクセスをさらに制限し、他の種類の不正利用を阻止する」と説明。今回の問題を調査している当局者と協力しているとした。

次ページ「信頼を大きく裏切る行為だった」
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ドラの視点
  • ネットで故人の声を聴け
  • 今見るべきネット配信番組
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
脱・ストレス 不安加速社会<br>への4つの処方箋

コロナ禍で、人と会ったり飲み会をしたりといった従来のストレス解消法がしづらくなっています。そんな今だからこそ、「脳」「睡眠」「運動」「食事」の専門家が教えるコンディショニング術でストレスフリーな状態を目指しましょう。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT