ランボルギーニもウラカンの高性能オープンモデル「ペルフォルマンテ・スパイダー」を導入した。小規模メーカーながら度肝を抜いたのは、クロアチアのリマック・アウトモビリがワールドプレミアした「C_Two」だ。合計4基のモーターによる四輪駆動車で、なんと最高出力は1914馬力、最高時速は412kmに達し、航続距離も650kmにおよぶというこのクルマ、150台を市販予定とのこと。
よりグラマラスでスポーティなスタイリングを早くから消費者に印象づけようという戦略なのだろう。スーパースポーツの分野でもマクラーレンの「セナGTR」、アストンマーティンの「ヴァルキリーAMRプロ」といったサーキット専用車のコンセプト・モデルが視線を集めた。
電気自動車の出品も相次いだ
そのほかのコンセプトカーでは、昨年のフランクフルト・ショーに続いて電気自動車(EV)の出品が相次いだ。ディーゼル・ゲート(排ガス偽装問題)を経て徹底したEVシフトを敷くVWグループは、アウディ「eトロン」、ポルシェ「ミッションEクロス ツーリスモ」、VW「I.D.ヴィジョン」という3ブランドのEVを揃えた。
アストンマーティンは2021年までに送り出すという超豪華サルーン「ラゴンダ ビジョン コンセプト」を、全固体電池を用いたEVとして提案。ルノーからは都市部のシェアード・モビリティとして電動の完全自動運転車「EZ-GOコンセプト」が出品された。
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