バレンタイン、男が感じる500円チョコの価値 義理ならどの価格で落ち着かせるのが妥当?
高ければ高いほど喜ばれるかと言うと、必ずしもそうではなさそうだ。値段より気持ちを重視する意見、お返しのことを考え高価でないほうが好ましいと考える意見に類似の声が、数多く見受けられた。
こうした意見を総合的に判断すると、バレンタインチョコレートの価格は一概に安いほうが良いとも、高いほうが良いとも言い切れない。相手と自分の関係性に応じ、気を使わせない程度に日ごろの感謝を伝えるものが良さそうだ。
高級チョコは女性の好感度アップに影響するのか?
次に価格帯ごとにチョコレートをもらったときのそれぞれの相手に対する好感度がどう変化するかを調べてみた。
同じく価格を6段階に分け、その価格帯のチョコレートをもらった場合、相手に対する印象が「よくなった」「ややよくなった」「変わらない」の3つの中から回答してもらったところ、価格が高くなるほど、相手の印象が「よくなった」という傾向が高まることがわかった。
たとえば「100円未満」のチョコだと相手の印象が「よくなった」人は回答者の約6%だが、「500円~1000円未満」のチョコなら同約26%、「2000円~5000円未満」なら同約46%までハネ上がる。
相手の印象が少しでもよくなる可能性が高くなるのは、100円以上のチョコレートだ。「100円未満」のチョコレートをもらった人は相手の印象が「ほとんど変わらない」と答えた人が回答者の9割近いのに対し、「100円~500円未満」のチョコレートなら「ややよくなった」「よくなった」人が半数近く、「1000円~2000円未満」なら同7割近くに上がる。ただ、「5000円以上」でも「変わらない」と答える人は回答者の25%ほどおり、どんなに高いチョコレートや贈り物をもらっても好感度が変わらない人も一定数いることがわかる。
次に年代ごとに価格とは関係なく、チョコレートをもらうこと自体の満足度がどう違うのかを見てみた。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら