バレンタイン、男が感じる500円チョコの価値 義理ならどの価格で落ち着かせるのが妥当?

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すると、結果は価格が高ければ高いほど、満足度が上がるという右肩上がりの傾向となった。たとえば「100円未満」なら満足度は3.3だが、「1000円~2000円未満」になると同7.7、「5000円以上」なら同8.6といった具合だ。当然の結果かもしれないが、ここまで露骨に相関していることがむしろ興味深い。

ただ、金額ベースの上昇幅と満足度の関係を見てみると、「100円未満」と「100円以上500円未満」では満足度のスコアの差が2.7ポイントあるのに対し、「2000円~5000円未満」と「5000円以上」ではその差は0.2ポイントと、ほとんどなくなっている。2000円以上のチョコレートなら満足度には大差がないということだ。逆に最低限で済ませるためのばらまき用のチョコレートは、1コ当たりの価格を100円以上にするだけで相手の満足度は飛躍的に高まるかもしれない。

高価なチョコのほうがうれしい?

高価なチョコのほうがうれしいという男性の本音をフリーアンサーで抜き出してみた。

・高いほうがおいしいイメージがあり、実際おいしいから(北海道・東北 30代)

・高価な物であれば義理にはならない。特別に思ってくれたり、気にかけてくれていると感じるから(近畿 40代)

・ある程度の価格帯以上でなければ「仕方ないから渡す」というイメージになってしまうから(関東 50代)

・高いものは見た目も味も格段に上等。せっかくなら、おいしく味わいたいから(中部・北陸 50代)

一方で、下記のようなコメントもあった。

・気持ちの問題なので、価格は気にしません(九州・沖縄 20代)

・値段にかかわらず、手作りだとうれしいです(関東 20代)

・礼儀でお返しが発生するので、あまり高い物はいただきたくないのが本音です(関東 40代)

・高価な物は営業的で、見返りを求められている気がする(近畿 50代)

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