ベルルスコーニ氏が仏女優を賛美した理由 セクハラ告発批判のドヌーブさんを称賛
[ローマ 11日 ロイター] - イタリアの元首相で最大野党フォルツァ・イタリアのベルルスコーニ党首(81)は11日、セクハラ告発運動の行き過ぎに警鐘を鳴らし、男性を擁護する意見を表明した仏女優カトリーヌ・ドヌーブさんを称賛した。
ベルルスコーニ氏はテレビインタビューで「カトリーヌ・ドヌーブの言葉は賛美に値する」と述べ、「男性にくどかれれば女性は嬉しいのが自然だ。私にはそういった経験があまりない。何故なら常に女性の方が私を誘惑するからだ」などと語った。
ドヌーブさん(74)や女性作家などフランスの女性100人は9日、仏紙ルモンドに連名でコラムを寄稿し、セクハラや性的暴力を告発する「#Metoo(私も)」運動について、「ピューリタニズム」であり男性への憎しみにあおられたものだと批判した。
ベルルスコーニ氏は2011年、若い女性たちとの乱交パーティーや未成年者売春に対する捜査などのスキャンダルで首相を辞任している。
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