「セクハラ告発」運動を批判、仏有名女優ら

「しつこく言い寄る」のも男性の権利だ

1月9日、女優カトリーヌ・ドヌーブなどフランスの女性100人が仏紙ルモンドにコラムを寄稿し、セクハラや性的暴力を告発する運動について、「ピューリタニズム」であり男性への憎しみにあおられたものだと批判し、行き過ぎに警鐘を鳴らした。写真は昨年2月撮影(2017年 ロイター/Axel Schmidt)

[パリ 9日 ロイター] - 女優カトリーヌ・ドヌーブ(74)や女性作家などフランスの女性100人が9日、仏紙ルモンドに連名でコラムを寄稿し、セクハラや性的暴力を告発する「#Metoo(私も)」運動について、「ピューリタニズム」であり男性への憎しみにあおられたものだと批判し、行き過ぎに警鐘を鳴らした。

ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏がセクハラ行為で複数の女性から告発されたことに端を発し、ソーシャルメディア上でハッシュタグ「#Metoo」などを用いて、世界中の女性らが自らの体験を明らかにする動きが広がっている。

コラムは、こうした運動は「女性の自立を支援するというより男性を抹殺するもので、性的自由を敵視する人々を助けるものだ」と主張している。

また、女性に「しつこく言い寄る」男性の権利は性的自由の重要な一部であるとし、「#Metoo」運動は「ピューリタニズム」だと指摘した。「膝を触ったりちょっとキスしようとしたり、仕事の話をする食事中に『親密な』ことを話そうとしただけで、このオンライン上の自警団の正義によって、男性は罰せられ、辞職を迫られたりしている」と批判した。

そのうえで「我々は性的自由においてとても重要な、言い寄る権利を擁護する」と述べている。

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