太陽光のゴウダに大型書店がある深い理由

400坪の広さに蔵書数20万冊!

「管理限界は、組織長1人で部下30人と言われます。ましてや、工場は全国に分散しています。人を使うのは正直難しいです」

合田社長は、社員のモチベーションを高めるためには顔を合わせて話をするのがいちばん、と考えていました。そうは言っても、全国を1人で行脚するのは事実上不可能。それで導入したのが、TV会議でした。会社が小さい頃から上場会社並みの設備を整え、リアルタイムで現場とやり取りします。TV画面を通して活発な議論がなされ、担当者が涙を流す場面もあるとか。この真剣勝負の積み重ねが、今日のゴウダを支えています。

太陽光発電でゼロエネルギーを目指す

「太陽光発電は、10年ぐらい前からよく耳にしたでしょ。2008年の洞爺湖サミットで環境への取り組み方が変わりました。環境問題から、太陽光発電が脚光を浴びたのです。住宅関連施工をしていた関係で、太陽光発電は身近でした。そして、2011年の東北の大震災で、環境もさることながら、エネルギー問題もクローズアップされました。ますます太陽光発電の必要性を感じた出来事でした」

ただこの事業を始めた頃は、設置機械を温水器と間違われたこともあったそうです。一般に浸透していないので価格も高い。なかなか普及に至りません。

「以前は、環境に良いといっても、太陽光発電システムを取り付ける人は少なかったんです。しかし国が補助金を出し、業界の努力もあってコストが下がってから、普及し始めました」

建築現場での作業を工場に吸収しようとする試みは、その先へ(写真:ゴウダ)

屋根の上に太陽光パネルを設置することで二重屋根になり、2階の部屋は設置前より4度ほど違います。断熱効果もあるのです。さらに蓄電という発想もあります。ゼロエネルギー住宅は、災害時には大きな威力を発揮します。「太陽光発電によるゼロエネルギー住宅の実現が、これからの大きなミッションです」と合田社長。パッケージから、建築部材、そして太陽光発電とゼロエネルギー住宅。つねに時代の一歩先を読む合田社長の目の付けどころに感心します。

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