羽田で食べログの評価が高いターミナルは? 「3.5以上」の人気飲食店は羽田空港に34店舗

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価格別に見ると、羽田空港全体として1000円未満の料金単価のお店が圧倒的に多い。食べログ掲載店のなかには、お土産物店も多いため、この傾向が強くなる。また、出発間際で時間に余裕がない人の利用が多いという事情もあり、回転率の高いファストフード的な店に偏っていることも原因だ。

羽田のグルメを満喫する方法

さて、点数の高いお店で食事をしたいと思えば、早めにチェック・インをして手ぶらでターミナルを移動するのも手だ。

第1と第2旅客ターミナル間の移動には、地下にある連絡地下通路が利用できる。距離は約400メートル、動く歩道があり、荷物がなければ約5分程度である。また、移動するシャトルバスは無料で利用でき、5時から24時までの間、約4分間隔毎に停車、ターミナル間を約3分程度で移動できる。

ただし、国際線旅客ターミナルには、深夜・早朝便では課題もある。深夜・早朝に離発着する場合、利用できる飲食店がほとんどないのだ。今回、ランキング調査で、トップから第10位のなかで、24時間営業店は何とラーメン店1店舗しかない。

国際線ターミナルには日本の古い町並みをイメージしたエリアを設けるなど、工夫はされているが…(写真:ニングル / PIXTA)

筆者も早朝のヨーロッパ便を利用した際に難儀した。「最後の晩餐」ではないが、日本を発つ前の最後の食事は上位店で食べたいものだが、選択の余地がないのは国際標準としては遅れていると言わざるをえない。

確かに夜間・早朝は従業員の賃金が高い割に客が少ないという問題はある。ただ、日本食人気が世界的に高まり、ミシュランで星の獲得数が多い日本の玄関口の国際空港なら、もう少しランドマークとしての役割を担うことを期待したい。

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