「ホテル」でバレる!残念な宿泊者の3大欠点 「すべて私物化」「横暴すぎる」あなたはOK?

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ここまで、ホテルに泊まった途端バレてしまう「『二流の宿泊者』のレッテルを貼られても、仕方のない人物」の残念な特徴を、下から目線で謙虚に書きつづってきた「グローバルエリート」であるこの私。それでは、「一流のホテル宿泊者」とは、どのような特徴を兼ね備えているのだろうか?

タオルなどの備品を持ち帰らず、時間どおりにチェックアウトし、ホテルの機器の使い方をマスターしているのは当然のことながら、「一流のホテル宿泊者」とは、以下のような特徴を兼ね備えている

「一流の人」は朝食を品よく食べ、サービスに敬意を払う

【1】朝食のビュッフェでがっつかない

「一流のホテル宿泊者」は、5つ星ホテルの朝のビュッフェがいかにおいしかったとはいえ、決してがっつかずに優雅にヨーグルトとフルーツを食べるものである。

ディムサム(飲茶)から、そばや温泉卵にチーズ、チキンマサラと、さまざまな宗教の人のために用意してある多様なメニューを全部食べつくして、「無宗教な朝食祭り」を開催したりはしない。

もちろん、オムレツを焼いてもらうときも強欲な行動はとらない。「血液をサラサラにする玉ねぎ」を多めに入れ、ケチャップや塩分を控えめに、という健康を意識した「一流のオムレツ」を優雅に食するものなのだ。

【2】ホテルのスタッフを褒めて元気づける

もう1つの「一流のホテル宿泊客」の特徴は、ホテルでサービスをしてくれるベルボーイさんからドアマン、受付の方や清掃の方にまで、それはそれは「温かな笑顔であいさつ」をすることである。

決してバーカウンターにいる美人のお姉さんにだけベタベタ話しかけるのではなく、「ホテルで働いている人は、人を喜ばせるのが好きな人なんだ」という相手側のモチベーションに配慮し、「いいサービスだったよ!」と小さな褒め言葉と感謝の気持ちを伝えるのだ。

さらにチェックインのときも、ホテル側のサービスである「手書きのメッセージ」が置いてあってもむやみに捨てたりはしない。それどころか、額縁に入れて実家のリビングに飾り、ホテル側の心遣いに「感謝の気持ち」を表明するものなのである。

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